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この記事は「労働収入以外の収入源が欲しい」と感じている方に「高配当株投資のやり方」を初心者向けにわかりやすく解説しています。
配当金があれば
- 働かなくてもお金が手に入る
- 日々の使えるお小遣いが増える
- 老後資金対策(年金の補填)にもなる
といったようにメリットはたくさんあります。
もちろん投資である以上様々なリスクがあり、これから投資を始めるとなるとわからないことも多々あるでしょう。
そこでこの記事では
- 投資歴10年(失敗経験もあり)
- AFP・簿記資格保有
- 現在の運用資産額は4桁万円
- 年間予想配当金は80万円超え
のわたし「こるきち」が高配当株投資の始め方について初心者向けにわかりやすく解説します。
しっかりとした手順を踏めば再現性の高い(誰がやっても同じような成果が得られる)投資手法のため、これから投資を始める方にもおすすめしやすい投資手法と言えます。
- 日々の生活を少しでも良くしたい
- 将来のために自分年金を作りたい
- コツコツするのが得意
こんな方であれば参考になるはずです。
本記事を読めば「不労収入」を得るまでの道筋が見えてきます。ぜひ最後までお付き合いください。
配当株投資がどんな投資手法かはこちらからご確認ください↓↓
ネット証券の口座を開設する
株式投資をする上で証券口座の開設は必須です。
- 証券口座とは?
- 銀行口座とは違い、株や債券などの証券を保管できる口座のこと。株を購入する際には証券口座を通じて購入する必要があるため、証券口座を開設しないと高配当株投資ができません。
証券口座ごとに特徴はありますが、窓口のある証券口座はおすすめしません。
理由は「手数料がとても高い」からです。
これから投資を始めるには以下のネット証券がおすすめです↓↓
- SBI証券
- 日本株から外国株まで幅広く投資商品を揃えている最大手のネット証券。
取引手数料は業界トップクラスの安さを誇り、日本株も1株単位で取引できる初心者から上級者まで幅広い支持を受ける王道の証券口座です。
SBI証券の詳細はこちら - 楽天証券
- 楽天銀行の普通預金金利が0.1%になったり、楽天市場での楽天ポイント付与率がUPするなど、他の楽天サービスとの相乗効果抜群。
手数料も安価ですが、投資だけでなく資産形成全体のスピードを向上させてくれる総合力の高い証券口座です。
楽天証券の詳細はこちら - マネックス証券
- 国内株・米国株・中国株企業の過去10年以上の決算情報が「日本語」でチェックできる分析ツールが秀逸。外国株の取引手数料も安価で、日本株も1株単位で取引できるため投資先の財務をしっかり把握しつつ個別株に投資したい方におすすめの証券口座です。
マネックス証券の詳細はこちら - auカブコム証券
- auじぶん銀行やauPAYなど、他のauサービスとの併用される方におすすめ。取扱い銘柄数や手数料は上記3社にわずかに劣後するも、au経済圏を利用すればするほど様々な優遇が受けられ効率的な資産形成ができる証券口座です。
auカブコム証券の詳細はこちら
このあたりは業界最低水準の手数料で取引ができるため安心して投資できます。
いずれも口座開設自体は無料で行えますので投資の勉強中であっても先に開設しておくことをおすすめします。
手数料の安さ業界№1で優良商品も豊富
楽天ポイントが貯まり、日経新聞も無料で読める
分析ツールが超優秀!総額4,400ptプレゼントも!
Pontaポイントやau経済圏との相性抜群
できれば全て開設して、それぞれのメリットを上手に使い分けることをおすすめします。
同時にNISA口座も開設しておく
証券口座開設を申し込む際に「NISA(非課税口座)の開設はされますか?」という問いがあるので、同時に申し込んでください。
- NISA(非課税口座)とは?
- 投資の利益に対して税金のかからない口座のこと。
通常、投資で得た利益に対して約20%の税金がかかります。(※米国株からの配当に対しては現地税10%と国内で20%かかる)
100万円儲けたとしても、実際の手取りは約80万円になるということ
NISA口座で運用すれば利益に対して税金はかかりません。(※米国株からの配当に対しては現地税10%はかかる)
したがってこれから投資を始める方は優先的に使っていくべき口座です。
ちなみにNISA(非課税口座)は
- 一般NISA
- つみたてNISA
のどちらかを選択する必要がありますが、「つみたてNISA」では投資信託しか購入できないため、高配当株投資をするのであれば「一般NISA」がおすすめです。
ちなみにわたし自身は「つみたてNISA」で投資信託を購入して「特定口座」で高配当株投資をしています。
- 特定口座とは?
- 利益に対して税金はかかるが、確定申告が簡単になる口座。
年間の損益(利益と損失)を計算してくれた「年間取引報告書」という書類を証券会社が発行してくれるため、確定申告時はこの書類の内容を転記するだけで済みます。
また「源泉徴収あり」の特定口座を選択している場合は税金の徴収を証券会社が行ってくれるため、確定申告する必要もなくなります。
また2024年からは「新NISA」も始まるためぜひ有効活用したいところです。
購入する株を選ぶ(最低限覚えておくべき指標)
証券口座が準備できたら実際に購入する株を選ぶ段階に入ります。
株を購入する際はその企業の決算書(財務諸表)を読んで投資判断する必要があります。
わたし自身、日本株は「IR BANK」を、米国株は「マネックス証券の銘柄スカウター」を使用して財務を確認することが多いです。
マネックス証券「10年スクリーニング」で優良高配当株を探す方法についてはこちら
どんな銘柄(株)を買うべきかというと、人によって手法や好みが違うため正解はありません。
しかし絶対に手を出してはいけない銘柄(株)は存在します。
こんな株は購入してはいけない
- 業績が年々右肩下がり
- 会社の資産が年々減少
- 借金だらけ
- 過去に不祥事を起こしている
- 年々減配(配当を減ら)している
- 配当性向が異常に高い
このあたりは投資をしていなくてもなんとなく理解いただけると思いますが、上記のような企業は間違っても買ってはいけません。
こんな企業とは真逆の株を買えばいいということです。
ここでは
- 株価
- 一株配当
- 配当利回り
について簡単に触れていきたいと思います。
株価(1株あたりの値段)
株価とは1株あたりの値段のこと。
株価が何故変動するのかを簡単に説明すると
- みんなが買うから上がる
- みんなが売るから下がる
といったことになります。
世の中モノの値段は需要と供給で決まります。
人気のライブのチケットはすぐ完売してネットなどで高値で販売されています。逆に人気のないライブのチケットは売り切りたいため値段を下げて売ることが多くあるように株でも同じことが起こります。
ただし株価は企業ごとに発行株数が異なるため、単純に「500円だから安い」「1万円だから高い」といったわけではありません。
他社の株価と比べるのではなく、以前と比べてどうなのかというところを見る必要があります。
ちなみに企業の価値をあらわす指標として時価総額というものがあります。
- 時価総額とは
- 株価×発行株数=時価総額
(例)株価1000円、発行株数1000株の企業なら時価総額は100万円
企業の価値を計る指標の1つで、時価総額が大きいほど資金が集まっている人気の企業ということ。
ちなみに2024年10月現在で日本の時価総額トップに君臨するのはトヨタ自動車です。
一株配当(1株あたりの年間配当)
一株配当とは一株あたりの年間貰える配当金額のことで、 一株配当×保有株数 が 年間の配当総額 となります。
例えば一株30円の配当が貰える株を100株保有していれば年間配当総額は3000円となります。
この一株配当は「増配」したり「減配」したりとその年によって異なります。
- 増配とは
- (例)一株30円⇒一株32円
このように配当が増えることを「増配」といいます。
増配すれば、株を買い増しせずとも貰える配当が増えます。
- 減配とは
- (例)一株30円⇒一株28円
このように配当が減ることを「減配」といいます。
もっと酷い場合だと
- 一株30円⇒一株0円
このように配当自体が無くなる「無配」といったこともあります。
配当狙いで投資する訳なので、こういった株は避けたいです。
- 配当は年何回貰えるのか?
- 企業によって異なりますが、
⇒日本企業であれば年2回
⇒米国企業であれば年4回
もらえることが多い。
その他の米国株と日本株の特徴の違いについてはこちら
配当利回り(株価に対する配当の割合)
配当利回りとは株価に対して何%の配当が貰えるかを表す指標です。
- 配当利回り 計算方法
- 一株配当÷株価=配当利回り
例えば、30円の配当を貰える企業の株価が1000円だった場合、この株の配当利回りは「3%」となります。
高配当株とはこの配当利回りが高い株のことを指します。一般的に3%を超える株は高配当と言われていますが、明確な定義はありません。
つまり配当利回りが高い株ほど、少ない資金で多くの配当が得られるということです。
ただし配当利回りの高い株ばかりを購入するのはやめましょう。理由は後述します。
選んだ株を購入する(条件設定について)
株を購入する際は証券口座を取引をおこないます。
株の購入時に設定するポイントは次の通り
- 購入数量(株数)を決める
- 入庫先を選ぶ
(NISAや特定口座など) - 取引価格を指定するかしないか
(指値or成行) - 円貨決済か外貨決済かを指定
(日本株の場合は選択不要) - 設定内容の有効期限を設定
(成行の場合不要)
指値と成行とは値段指定の有無
- 指値とは
- 値段を指定する注文方法。
購入時であれば指定した値段以下にならないと取引しない仕組み。 - <メリット>
必ず指定した値段かそれ以下で買える
<デメリット>
指定した値段にならないと買えない
- 成行とは
- 値段を指定しない注文方法。
基本的に注文したその日のうちに値段がいくらであろうが取引します。(※注文時間が取引時間外または取引時間終了間際では翌日買付になることもあります。) - <メリット>
必ず買える
<デメリット>
思っていた値段での取引にならないケースもある
- ○○円になったら買いたい
- ずっと株価を見張っているのは嫌
こんな方であれば「指値」で有効期限を最長で設定しておくのをおすすめします。指定した値段になれば自動で買付してくれるため楽です。
わたし自身は「買う」と決めたら細かい値段は気にせず「成行」で買うことが多いです。
円貨決済と外貨決済のちがい
外国株取引の場合、その国の通貨での取引になります。
つまり外貨を準備する必要があるということ。
外貨の準備方法の違いが「円貨決済」と「外貨決済」になります。
- 円貨決済
- 証券口座が購入時に外貨への両替を「自動」で行ってくれます。
<メリット>
自分で両替する手間がかからない。
<デメリット>
証券口座に対して為替手数料がかかる。(※米ドルであれば1ドル25銭かかる証券口座が多い)
- 外貨決済
- 自分であらかじめ両替しておいた外貨で購入する方法。
<メリット>
証券口座に対して為替手数料がかからない。
<デメリット>
自分で両替する手間がかかる。
為替手数料とは外貨を購入する際に両替してくれる金融機関に支払う手数料のこと。
一般的なネット証券の場合、米ドルであれば1ドルあたり25銭の手数料がかかります。
しかし自分で外貨を準備し、「外貨決済」で取引すれば為替手数料をおさえた取引が可能になります。
おすすめはSBI証券の「SBIFX」での外貨準備。為替手数料が1ドルあたり「0.2銭」と格安で取引できます。
購入した株から配当金を受け取る
株を購入したあとは完全放置で定期的に配当金が貰えます。
配当金の受け取り先を「株式数比例配分方式」に設定しておけば特に手続きなどをする必要はありません。
- 株式数比例配分方式とは
- 証券口座で配当金を受け取る設定のこと。
この設定にしておかないとNISAで運用していても配当に税金がかかることがある。
米国株であれば年4回、日本株であれば年2回配当が貰える企業が多いという特徴の違いも覚えておきましょう。
初めて貰う配当金はめっちゃ嬉しいですよ♪
高配当株投資の注意点・重要ポイント
ここまで高配当株投資の魅力について解説してきましたが、もちろん注意点や重要ポイントもあります。
高配当株投資の注意点と重要ポイント
- 高配当株投資のリスクを把握する
- 1銘柄(ひとつの株)に集中投資しない
- 配当利回りが高いだけの企業に投資しない
- 少額から投資を始める
- 短期的に大儲けできる手法ではない
高配当株投資のリスクを把握する
高配当株投資はあくまでも株式投資のため、元本保証の運用方法ではありません。
- 株価が値下がりするリスク
- 配当金が減るリスク
- 配当金が無くなるリスク
こういったリスクは常に頭に入れておかなければいけません。
投資先が株である以上、こういったリスクは常に同居します。
投資先の企業が
- 減収・減益を計上
- 成長の余地が少なくなる
- 不祥事を起こす
こういったことになれば投資家から人気がなくなり株価が下がります。
また世の中の経済自体が悪くなり株価が下落することもあります。
- 2008年リーマンショックでは50%
- 2020年コロナショックでは30%
と全体の株価は大きく下落(暴落)しました。
最終的に世界の株価は元の水準を超えるまでに成長しましたが、今後同じようなことが起こる可能性は十分にあるということを頭に入れておいたほうがよいでしょう。
配当は1万円もらったけど、株価は下がって3万円分損した…
こんなことも十分あり得ます。
また利益を上げられなくなった企業は、株主に還元するべき配当金額も減らす(または無くす)ことになります。
株式投資である以上、リスクは常に想定しておかなければいけません。
1銘柄(ひとつの株)に集中投資しない
上記のようなリスクが存在する以上、1銘柄(ひとつの株)だけに投資するのはかなりハイリスクになります。
倒産でもすればその株は紙切れと化します。
厳密に言えば企業の資産を株主に持株数割合で振り分ける形になりますが…
何社(何株)に分散投資するべきかというと自分のリスク許容度に応じて変わりますが、わたし自身は少なくとも数十銘柄には分散投資する必要があると考えます。
例えば、5社にそれぞれ20%ずつ均等に分散投資していて1社が倒産した場合、資産額は80%となります。
でも50社に2%ずつ均等に分散投資していれば、1社倒産しても資産額は98%となります。
同じ1社が倒産するパターンでもダメージが全然違います。
倒産はしなくとも株価が大きく下落するなんて日常茶飯事のため分散投資は必須です!
初心者の方でも分散投資が容易に行える優良商品はこちら↓↓
配当利回りが高いだけの企業に投資しない
単に配当利回りが高いだけの企業に投資すると失敗する確率が高くなります。
なんで?配当利回りが高いほうがたくさん配当貰えるじゃん!
配当利回りが高いということは、裏を返せば配当に対して株価が低いということ!
高配当企業は世の中の期待値が低い不人気企業とも受け取れます。
もちろん増配して配当利回りが高くなるなんてこともありますが、そういった優良企業の株はみんな買うため結局値上がりして配当利回りも元の水準に落ち着きます。
つまり配当利回りが高いまま放置されている銘柄(株)は「なんらかの経済的リスク」を負っている可能性が高いということです。
安易に購入するとその後
- 株価の下落
- 減配or無配
のダブルパンチを喰らってしまうこともあるので十分注意しましょう。
必ずその企業の財務を確認してから購入しましょう。
少額から投資を始める
いくら丁寧に銘柄を選んで分散投資しようと市場全体(全ての株価)が下落するときもあります。
前述したとおりリーマンショックでは約50%、コロナショックでは約30%ほど世界の株式市場は暴落しました。
投資した直後に大きな株価の下落を経験すると大ダメージを負うことになります。
これから投資を始める方は
- 値動きに慣れたり
- 世の中の経済状況について学んだり
- その手法が自分に合っているか確認したり
と理解するべきことや確認するべきことがたくさんあります。
こういったことを把握しないまま高額を投資につぎ込むのはかなりの危険行為です。
仮に失ったり半値になったとしても正常なメンタルを保てる金額からスタートしましょう。
短期的に大儲けできる手法ではない
高配当株投資は継続的に株価に対して3~5%程度の配当を受け取る投資手法のため、短期的に大儲けできる手法ではありません。
成長が期待される株であれば短期的に株価が倍になったり、3倍になったりという株もありますが、高配当株の多くは株価が大幅に上昇するといったことが多くはありません。
あくまでも長期的にコツコツ運用するのが前提になる投資手法です。
- 何故高配当株の株価が上がりにくいのか?
- 配当をたくさん出す企業は企業の貯金できる金額も少なくなるため企業価値が上がりにくい。
逆に配当を出さずに設備や商品開発など積極的に自社へ投資する企業は企業価値も上がりやすい傾向にある。
高配当株投資の始め方 まとめ
高配当株投資の始め方手順
- 証券口座を開設する
- 配当を出してくれる株を探す
- 株を購入する
- 配当金が入金される
高配当株投資は誰がなんと言おうがまっとうな投資手法です。
- 売る必要がないため株価を気にしなくてよい
- 寝てても定期的に配当が運ばれてくる
- 放っておいても増配するかもしれない
- 現在の生活費の足しにもなるし
- 老後資金(年金)の足しにもなる
とメリットがたくさんあります。
ただし株式投資のためそれなりのリスクがあります。
- 株価が大きく下がる
- 減配する
- 無配になる
こういったリスクは常に隣り合わせで存在します。
こういったリスクを最小限に抑える為には
- ある程度の知識をつけて
- 少額から始めてみる
ことです。
百聞は一見に如かず!実際やってみることは何よりの教材になります。
証券口座の開設自体は無料でできるため、まずは証券口座を開設しておきましょう。
手数料の安さ業界№1で優良商品も豊富
楽天ポイントが貯まり、日経新聞も無料で読める
分析ツールが超優秀!総額4,400ptプレゼントも!
Pontaポイントやau経済圏との相性抜群
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